一度逃げたらいつまででもそれは追いかけてくる。同じ形ではないにしても、それに立ち向かうことをやめた時点でお前の負けだ。ただし、逃げた先でもう一度立ち向かえばお前の勝ちだ。

 

もう無理だ。手一杯だ。こんなにたくさんのタスク、周りの人はどうやってこなしているんだ?できない。わたしにはできない。そう思って、全てを放り投げてベッドに潜り込む。

しかし、頭の中で、やらなきゃいけないこと、逃げてしまったという事実が頭の中をぐるぐる回る。やっと眠りにつくことができたわたしは、夢の中で追いかけられる。銃を持った人、知り合い、見知らぬ人、時には馬にさえも。

予定であれば、翌日、スッキリとした気持ちで、逃げたタスクに立ち向かおうと寝たはずなのに、そんな気持ちのいい朝は来ない。日が変わっても更新されない。昨日の続きが待っているだけだ。逃げるな。結局、追いかけてくるのだから。