あなたには絶望されたくないのです。
私はこれに興味がある。
私はこの雰囲気が好き。
この写真が好き。この絵が好き。この本が好きこの音楽が好き。この人が好き。
そうやって、私が持ってるたくさんの好きを並べた時、あなたはどう感じるのか怖いのです。
あなたが今まで見てきた私が、それとは違うと感じた時、あなたが私から離れていかないか、私にがっかりしないか、とても不安なのです。
どうでもいい人には、どうでもいいのです。
信頼しているから、大好きなあなただから、ずっと親しい仲でいたいから、好きを素直に伝えることに臆病になります。
私はあなたの目にどんな形で映っているのか、私には分かりません。どのくらいあなたの中の私という人間が、私の理解している私と、あなたの中で一致しているのか、分からないから、どこまで自分を外に出すべきか思案します。しかし、私は、あなたがどんな人間なのか知りたいと思うと同時に、あなたに私がどんな人間なのかも知って欲しいと思ってしまいます。
どうか、わがままな私をお許しください。